



愛くるしい「やさいのようせい」たち。彼らは、天野喜孝氏がニューヨークのアトリエで仕事に
疲れたときに、ふとテーブルに置かれた野菜をスケッチした
事から生まれました。描くことにより、自分自身が癒され、
仕事に疲れている事も忘れて誕生したキャラクターたちです。この「やさいのようせい」たちを見ることにより、癒され、子供のような視点や気持ちを取り戻させてくれるそんな世界です。
どこにでも遊びや冒険の入り口はあるものです。
たとえそれが、見なれた場所であったとしても…。
『やさいのようせい』では、生まれたばかりの野菜の妖精たちが、キッチンにあるいろいろな道具や、初めて出会う他の野菜に、純粋な好奇心をもって向かっていき、毎回どきどき・ワクワクするお話が始まります。まっさらな好奇心と子どもゴコロがもたらす発見。そんなテーマを掲げてお送りする作品です。


ころんと小さな芽キャベツの精は、好奇心いっぱい。だれとでもすぐ仲良くなれる、みんなの人気者です。 でも好奇心が強すぎて失敗することも・・・。得意な楽器はフルートです。
元気なガーリックの精は、ちょっぴり短気。いつもは格好つけたり気取ったりしているけど、案外こわがりなところも。得意な楽器はサックスです。
ちょっぴりおしゃまなレタスの精。 優しい笑顔とふるまいで周りの空気を包みこみます。歌をうたうのが大好き。 ピアノを優雅に奏でます。
のんきな白ナスの精はとってもマイペース。ねぼすけで、羽根はあるけどまだ飛べません。でも、その笑顔は、どんな時でも幸せそう。力一杯タイコを叩きます。
プチトマトの精は、レタスと仲良し。 おしゃべりで、おせっかいやきなところもあるけれど、実はまじめで、正義感がつよいんです。
ピーナッツ隊はいつもみんなで一緒。遊ぶときも一緒、失敗するときも一緒。そろってみんなで、今日もフラフラ行進しています。
いたずら大好きトウガラシの精は、ちょっと変わりもの。 口から辛い種を飛ばすのが得意技。 でも、決して悪気があるわけじゃないみたい。 ギターの演奏で登場します。
ジャガイモの精は、気がやさしくて力持ち。 ニンジンといつも一緒にいます。 無口で、ちょっと不器用だけど、素直な性格です。
ニンジンの精は、口が達者な自慢屋。 ジャガイモといつも一緒にいます。 でも、口先だけで、いざとなると腰がひけてしまうことも。
いつのまにか、そこにいる、きのこ。 いつのまにか、いっぱいいる、きのこたち。 どこから来たのか、なにを考えているのか・・・。どうして踊っているのか・・・きのこはとにかくなぞだらけ。
いつもみんなを優しく見守るサニーおばさん。 とても物知りで、キッチンのことにも詳しいみたい。 いざというとき頼りになる、お母さんみたいな存在です。びっくりするほど大きな声で歌います。

好奇心旺盛な子供たちと同じように、好奇心旺盛な妖精が繰り広げる、
そんなお話によって、身近に感じ、より親しみを持てるようにしました。
『やさいのようせい』には様々な願いや思いがあります。
『親と子がアニメを見る事で楽しく会話が出来る』
『友達への優しさと思いやりを持つ』
『観る方が、「やさいのようせい」たちを好きになる事により、
嫌いな野菜も好きになって欲しい』
『創造力を喚起させ、イマジネーションを高める』といったような内容です。
そのためにこのアニメーションは、様々なポイントでこだわりを持って制作いたしました。
『やさいのようせい N.Y.SALAD』のタイトルのとおり、
このお話を繰り広げている場所は、N.Y.(ニューヨーク)となります。
様々な人種が集まるN.Y.のとあるキッチンにて、
月のあかりが差し込む時、特別な時間がはじまります!
《ナレーションへのこだわり》
ナレーションは、女優の原田知世さんが担当。
透明感のある優しい声が、まるで「おかあさんが小さい子供に絵本の読み聞かせをする」
ような雰囲気を出しており、本作のイメージとぴったり合っています。
やさいのようせいたちがしゃっべっている言葉は「ようせい語」です。
『創造力を喚起させ、イマジネーションを高める』事を目的に
あえてそういった設定にしました。
しかし、人間には聞き取れないためナレーションの原田さんが
ようせいたちの代わりに、しゃべる事があります。
《音楽へのこだわり》
アニメーションの動きに合わせて、オーケストラによる演奏収録も行っております。
想像力を高めるためにも、こういった本格的なものを取りいれています。
《映像へのこだわり》
アニメーション本編は全て、フルCGでの製作となっています。
しかし、全体的には優しい雰囲気が出るように水彩画のような淡いタッチ、
淡い色使いで作られており、フルCGの映像と合わせることで
そのキャラクター性や世界観を、余す所無く表現しています。
また、バックグラウンドに空白を多く多用しています。これは、創造力を喚起させ、
イマジネーションを高める様な話作りとしているとともに、もう一つの狙いとして、
親がその空間を埋める事により親子のコミュニケーション(会話)が弾むようにと
願いを込めて製作しております。