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人気小説を原作した第2期シリーズ。幼なじみの少女、水無神操緒が幽霊としてとり憑いている高校生の夏目智春。朱浬に智春の兄からと手渡された銀色のトランクを開いたことで、機巧魔神(アスラ・マキーナ)である黒鐵の演操者(ハンドラー)となった智春。黒鐵を操り戦う智春や科學部の仲間たちの新たな戦いが始まる…。
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「快感」と「苦痛」の玉作
- 本作は「苦痛」と「快感」が同居したような不思議な作品ですね。
言い換えれば「アメ」と「ムチ」が混在したようなものと言えましょうか。
登場人物の行動の動機・背景・心理などのほとんどが、2~3話後になってから説明されているので、「1巡目」の視聴ではなかなかストーリーが把握できず、それこそ「用語集」や原作に詳しい方のアニメブログも参考に、録画を「2巡・3巡」しないと、しっかりとした展開が理解できないので、非常に精神的・時間的苦労を要する。
これが「苦痛」たる所以です。
それ故、本作はリアルタイム視聴よりは配信動画視聴向けの作品と言えましょうか。
しかし、ひとたび内容を捉えることができると、本作のその「病的」ともいえる独特な世界観にすっかり填り、「麻薬」的な面白さから逃れることができなくなってしまう。
こちらが「快感」ということの理由になります。
特に今期は「操緒」のベリアルドールからの解放、「奏」の非在化抑止、「1、2巡目世界の滅亡からの救出」とテーマも絞られ、1期目の主題不明、方向性不明のヘタレ具合からは見違えるような、息を呑む展開となりました。
特に「1巡目の智春」が現れたあたりからの、時空を行き交う怒濤の展開は素晴らしい。
本作は気の長くない人や、時間的余裕のない人にはまったく向かない作品で、私も相当時間数をストーリー解読に費やし、時間的な犠牲は非常に大きいものがありました。
しかし、その苦労を補って余りある、単なる「鋼鉄モノ」に終わらない、様々な人間模様が絡み合った面白い作品だったと思います。
願わくば、「2巡・3巡」しないで済む、わかりやすい構成展開にして欲しかったなとは感じますが。
声優さんでは「智春」役の声優さんが、かなり一生懸命頑張っている感じで好感が持てましたね。
「智春」の心からなる叫びを非常に上手く演じてしました。
「朱里」や「ニア」をはじめとするキャラクター達も、全員が魅力満点。
いろいろと釈然としないところもありますが、とにかく2009.12終了分アニメとしては個人的ベスト作品でした。投稿日: 10-01-29 投稿者: harikyu さん - このレビューは参考になりましたか? (2件)
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キャラクター投票TOP5

- 嵩月奏

- 水無神操緒

- 黒崎朱浬
- 4
- 大原杏
- 5
- 夏目智春
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