■作品情報

《生きている実感のない若者=キルドレ》
この夏、押井守監督が空虚な日常を送る
すべての人に“生きている意味”を問いかける。
押井作品がなければ、あの『マトリックス』は生まれなかった――。それほど決定的で、革新的な影響力を、世界に向かって放ち続けてきた日本アニメーション界きっての天才・押井守。『フィフス・エレメント』のリュック・ベッソン監督も、『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノ監督も、その例外ではない。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』をはじめとする押井作品は、つねに時代の半歩先をとらえ、国内の熱狂のみならず、世界中の賞賛を集めてきた。
そして2008年8月、その押井監督が「今、若い人たちに伝えたいことがある。」という思いのもとに、あえてこれまでの演出手法を封印し、あらゆる才能とのコラボレーションを実現させて作り上げたエンターテイメント作品が、この『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』だ。
著作総発行部数1000万部突破のベストセラー作家・森博嗣の人気シリーズに描かれる永遠の子供たち《キルドレ》の物語。思春期の姿のまま成長をやめ、大人にならない彼らに約束された永遠の命。原作を読んだ押井守の目に映った彼らは、平和であるが故に生きている実感を持てない今の若者の姿そのものだった。
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物語の舞台は、いくつかの大戦を経て、つかの間の平和を手に入れた、今とよく似た時代。
かりそめの平和を実感する為に、人々は「ショーとしての戦争」を求めた。 現代を生きる私たちが、テレビを通して戦争を「観戦」するように。 戦闘機のパイロットとして戦うのは、《キルドレ》と呼ばれる子供たち。 彼らは年をとらない。思春期の姿のまま、永遠に生き続ける――空で死なないかぎりは。
  
物語は、主人公カンナミ・ユーイチ(声・加瀬亮)が、欧州の前線基地「兎離洲」ウリスに配属されてくるところから始まる。
ユーイチには、その基地に赴任する以前の記憶がない。
同僚たちは彼を見て意味ありげな表情を浮かべるが、それ以上、何も語ろうとしない。 ユーイチが知っているのは、自分が《キルドレ》であるということと、戦闘機の操縦の仕方だけ。
初めて乗るはずの機体は体になじみ、その優れた戦闘能力は、すぐにユーイチをエースパイロットの座へと押し上げた。
そんなユーイチを、熱いまなざしで見つめるひとりの女性がいた。
基地の司令官であるクサナギ・スイト(声・菊地凛子)。彼女もかつてはエースとして戦ったキルドレのひとり。
まるでずっと、彼を待ち続けていたかのようなスイトの視線に戸惑いながらも、ユーイチはスイトに惹かれてゆく。
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原作/森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊)
監督/押井 守 脚本/伊藤ちひろ
音楽/川井憲次
製作プロデューサー/奥田誠治・石川光久 プロデューサー/石井朋彦
演出/西久保利彦 キャラクターデザイナー・作画監督/西尾鉄也
美術監督/永井一男
メカニックデザイナー/竹内敦志
レイアウト設定/渡部 隆 色彩設定/遊佐久美子 ビジュアルエフェクツ/江面 久
CGIスーパーバイザー/林 弘幸
CGI制作/POLYGON PICTURES
サウンドデザイナー/Randy Thom・Tom Myers 音響監督/若林和弘 整音/井上秀司
製作/「スカイ・クロラ」製作委員会
制作/プロダクション I.G
配給/ワーナー・ブラザース映画

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函南優一/加瀬 亮
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三ツ矢碧/栗山千明
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