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つぶかぼさんがこれまでに書いたレビューの一覧です。

かみちゅ!

serial experiments lain

R.O.D

NieA_7

4件中 1~4件を表示
かみちゅ!
ほっこりと優しく温かい神(様)アニメ
2011/02/08 07:16
現役女子中学生神様。だからかみちゅ(神中)!
ある日突然「神様」になってしまった一橋ゆりえ。戸惑い悩みながらも、友人や家族など周囲に支えられて少しずつ成長する姿を描く。
本作はまず女子中学生と神様の二足のわらじを頑張る少女の成長譚であるが、ヒトとカミとの間の不思議な距離感にも深い味わいがある。いたずらに畏れ遠ざけるのではなく、そこらじゅうにいる雑多な神々と自然体で共生する、実に日本的なカミとの付き合い方といえよう。この世界観を象徴する存在としての、神様中学生。
すごい神通力を持っていても、同時に普通の女の子と変わらない、恋や学業に泣いたり笑ったり一生懸命な神様。ゆりえ様の奮闘によって育まれる優しい輪に、自然と幸せな気持ちになれる。これは、そんなとてもとても温かい物語です。
2011/02/08 07:16
現役女子中学生神様。だからかみちゅ(神中)!
ある日突然「神様」になってしまった一橋ゆりえ。戸惑い悩みながらも、友人や家族など周囲に支えられて少しずつ成長する姿を描く。
本作はまず女子中学生と神様の二足のわらじを頑張る少女の成長譚であるが、ヒトとカミとの間の不思議な距離感にも深い味わいがある。いたずらに畏れ遠ざけるのではなく、そこらじゅうにいる雑多な神々と自然体で共生する、実に日本的なカミとの付き合い方といえよう。この世界観を象徴する存在としての、神様中学生。
すごい神通力を持っていても、同時に普通の女の子と変わらない、恋や学業に泣いたり笑ったり一生懸命な神様。ゆりえ様の奮闘によって育まれる優しい輪に、自然と幸せな気持ちになれる。これは、そんなとてもとても温かい物語です。
serial experiments lain
孤独な少女の暗く儚い神話
2011/02/05 04:22
なんの変哲もない大人しい少女だった岩倉玲音は、知人の自殺と父に買い与えられたNAVI(コミュニケーション用ネットワーク端末)をきっかけに、現実と仮想現実との境界をさまよい始めるようになる。
自己とは何か。意識とは。存在するというのはどういうことか。リアルとバーチャルとの関係が大きなテーマ性を有していた時代独特の、サイバー&オカルトな世界にどっぷり浸れる。これら世界観を最大限引き出す独特の画面演出と音響効果は見事というほかなく、視聴する毎になんとも言えないドンヨリと重い感覚を残す。
玲音はやがて本当の自分を知ることになるのだが、彼女のセカイが狂気に彩られていくさまは歪だがひどく美しい。ヒロインとしての存在感は申し分ない。
娯楽性は低く文学的で、作画や一部脇役の演技には難があると言わざるをえないが、それでも一度は見て損はない作品。最後まで見終わった後、再度オープニングを見たときが本当の衝撃。
2011/02/05 04:22
なんの変哲もない大人しい少女だった岩倉玲音は、知人の自殺と父に買い与えられたNAVI(コミュニケーション用ネットワーク端末)をきっかけに、現実と仮想現実との境界をさまよい始めるようになる。
自己とは何か。意識とは。存在するというのはどういうことか。リアルとバーチャルとの関係が大きなテーマ性を有していた時代独特の、サイバー&オカルトな世界にどっぷり浸れる。これら世界観を最大限引き出す独特の画面演出と音響効果は見事というほかなく、視聴する毎になんとも言えないドンヨリと重い感覚を残す。
玲音はやがて本当の自分を知ることになるのだが、彼女のセカイが狂気に彩られていくさまは歪だがひどく美しい。ヒロインとしての存在感は申し分ない。
娯楽性は低く文学的で、作画や一部脇役の演技には難があると言わざるをえないが、それでも一度は見て損はない作品。最後まで見終わった後、再度オープニングを見たときが本当の衝撃。
R.O.D
これぞエンターテイメントの最高峰
2011/02/05 03:45
現代に蘇った「偉人」たちによる図書強奪事件。これを発端とする世界の命運をもかけた大事件に、エージェント「ザ・ペーパー」こと読子・リードマンを中心に大英図書館特殊工作部が挑む、というストーリー。
特筆すべきはその精緻な物語構成である。スケールのとことん大きな物語を破綻なく、事件のあらましが明らかになっていく序盤から中盤のどんでん返し、そしてラストのオチにいたるまで、流れるようなストーリーテリングで一気に魅せる。
また、能力・アイテム・セリフからほんの細かな設定にいたるまで、あらゆる要素が一切の無駄なく、しかも自然に大小とりどりの伏線としてストーリーの中で活かされていることに舌を巻く。
息を飲むようなド派手なアクションと映像も素晴らしい。
2002年の作品ですが、まったく色褪せない普遍性を備えた、
自信を持っておすすめできるエンターテイメントの大傑作です。
2011/02/05 03:45
現代に蘇った「偉人」たちによる図書強奪事件。これを発端とする世界の命運をもかけた大事件に、エージェント「ザ・ペーパー」こと読子・リードマンを中心に大英図書館特殊工作部が挑む、というストーリー。
特筆すべきはその精緻な物語構成である。スケールのとことん大きな物語を破綻なく、事件のあらましが明らかになっていく序盤から中盤のどんでん返し、そしてラストのオチにいたるまで、流れるようなストーリーテリングで一気に魅せる。
また、能力・アイテム・セリフからほんの細かな設定にいたるまで、あらゆる要素が一切の無駄なく、しかも自然に大小とりどりの伏線としてストーリーの中で活かされていることに舌を巻く。
息を飲むようなド派手なアクションと映像も素晴らしい。
2002年の作品ですが、まったく色褪せない普遍性を備えた、
自信を持っておすすめできるエンターテイメントの大傑作です。
NieA_7
喪失の予感と明るい諦めの物語
2011/01/29 00:48
宇宙人との共存が当たり前のものになった時代。
未来のはずなのに舞台の荏の花地区はどこまでもノスタルジックだ。そこは様々な理由で時代に取り残された者たち、前進することがかなわなかった者たちの町で、なかでも象徴的に描かれるのが古びた銭湯「荏の花湯」と、ぼんやりと人々に忘れ去られるのを待つばかりの「母船」である。
浪人生まゆ子や最下層の宇宙人ニアらをはじめ、これら置いてきぼりにされた人々をどこまでも優しく暖かく描く。もとより彼女らの日常に大きな事件などないが、季節が移ろうかのような静かだが着実な変化に、視聴後じんわりと切ない感動が残る。
”悲しいのが好きなほど人に囲まれていない”からこそ、ニアの底抜けの明るさに救われる。
合う人にはトコトン合う(←私のことですがw)、独特の世界を持った稀有な作品だと思います。
2011/01/29 00:48
宇宙人との共存が当たり前のものになった時代。
未来のはずなのに舞台の荏の花地区はどこまでもノスタルジックだ。そこは様々な理由で時代に取り残された者たち、前進することがかなわなかった者たちの町で、なかでも象徴的に描かれるのが古びた銭湯「荏の花湯」と、ぼんやりと人々に忘れ去られるのを待つばかりの「母船」である。
浪人生まゆ子や最下層の宇宙人ニアらをはじめ、これら置いてきぼりにされた人々をどこまでも優しく暖かく描く。もとより彼女らの日常に大きな事件などないが、季節が移ろうかのような静かだが着実な変化に、視聴後じんわりと切ない感動が残る。
”悲しいのが好きなほど人に囲まれていない”からこそ、ニアの底抜けの明るさに救われる。
合う人にはトコトン合う(←私のことですがw)、独特の世界を持った稀有な作品だと思います。
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